『頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き』(塚本亮 著)の要約をflier(フライヤー)で読んだ。
この本は、早起きのコツを分かりやすく教えてくれる。
まず驚いたのは筆者の経歴。偏差値30台の高校生のとき、一念発起し、早朝に猛勉強。
そこから同志社大学に入学し、ケンブリッジ大学大学院の合格を果たした男だ。
バカ正直に鵜呑みにするメリット
このような話を聞くと「どうせ地頭がよかったんでしょ」とか「早朝の勉強以外にもヒミツがあるんでしょ」と疑ってかかる人も多いだろう。
だけど、私は単純に「すげーーーー!」と興奮し、「こうすればいいんだーーーー」と喜ぶ。
なぜなら「自分でもできる」「こうすればいいんだ」と考えたほうが、自分にとってプラスになるからだ。
ここで、疑って批判だけを述べるよりは、騙されたと思って行動に移したほうが得るものは大きい。
もちろん、世の中には人を騙そうとしいて嘘の情報を流している人もいるので、そういうのは疑ってかかるべきだ。
何かを搾取されるようなものではない、誰かを傷つけるものではない、この条件をクリアするのであれば、バカ正直に鵜呑みにするのもいいと思う。
早起きのコツ
ここで本書にかかれてある早起きのコツを簡単に紹介したいと思う。
重要なキーワードは「動機」「睡眠」「リズム」の3つ。
動機について
無理やり早起きをしようとするのではなく、早起きがしたくなるような仕組みを作るということ。
たとえば、早起きをしてやりたいことをリスト化するなど。
たとえば、「好きなコーヒーを飲む」「楽しみにしている漫画を読む」「好きな場所へ散歩してみる」など、ちょっとしたことでよい。
睡眠について
睡眠の質をあげるために、夜の過ごし方を改善する。
具体的には「スマホを寝室に持ち込まない」「夜にカフェインやアルコールをとらない」などが考えられる。
リズムについて
睡眠のリズムを崩さないようにすることも重要である。
放っておくと、徐々に睡眠時間が短くなってしまうという。
なので、睡眠時間を手帳に書くなどして、睡眠時間を意識し、日常の間の浪費を防ぎたい。
体調だけではなく感情の整理も大切
誰しも日々のパフォーマンスをアップさせたいと思っていると思うが、そこで重要なのが「体調」と「感情」であるという。
体調を整える重要性については多くの人が理解しているところだが、「感情」の方は手薄になりがちである。しかし、感情がゆらぐとパフォーマンスにも悪影響があるので、日頃から感情を乱さず健全に過ごすことは重要なのだ。
ここで言われているとおり、私は「感情」が手薄になっていた。
「体調」については、崩してしまうと何もできない。本当に時間を無駄にしてしまう。
なので、体調を崩さないように、体温調節や手洗いうがいなど、できる限り気をつけている。
しかし、「感情」についてはどうだろう。
パフォーマンスの観点から「感情」を意識したことはあまりない。
逆に言うと、ちょっとは…ある。
たとえば、嫌な気持ちになったときに、「この気持ちで生活するのは時間の無駄だ。どうせなら楽しい時間が長い方がいい。」ということで、極力忘れるようにしている。
実際に、そう思うことで、気持ちが楽になったり、目の前のことが楽しくなったりする。
著書によると、感情を整える対策は以下の通り。
感情面においては、負のスパイラルに陥らず、自分を上手に騙して気持ちを切り替えてみよう。気持ちが乗らないときや嫌なことがあった日には、行動から感情へ働きかけると感情を変えられる。具体的には、「鏡の前で笑顔をつくってみる」「誰かに親切にしてみる」といったことで、感情を変えられる。
まずは無理矢理にでも行動を変えてみるということだ。
行動を変えてみると、気持ちもあとからついてくる。
これは本当だと思う。
楽しい時間を増やそう
私のモットーは「楽しく生きる」なので、できる限り楽しい時間を多くしたい。
楽しい時間が増えるのであれば早起きもチャレンジしてみたい。
ちなみに「楽しい」と「楽」は違うと考えている。
つらくても楽しいときはある。