バレーボールの新しい国際大会であるネーションズリーグ。
全日本の選手が出場しているということもあり、注目されている大会の一つです。
しかし、バレーボールには、「グラチャン」や「ワールドカップ」「オリンピック」「ワールドリーグ」「ワールドグランプリ」「世界バレー」など、たくさんの呼び名の大会が存在します。
「いったいどれがどれやら…」とワケが分からなくなっている人も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はバレーボールの国際大会について、それぞれの違いが分かるように整理しました。
それでは参りましょう。
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バレーボールの国際大会まとめ
まず、現在開催されているバレーボールの国際大会は、以下の5種類です。
- 世界選手権(通称:世界バレー)
- ワールドカップ
- オリンピック
- ワールドグランドチャンピオンズカップ(通称:グラチャン)
- バレーボールネーションズリーグ
これらの大会を主催や出場国、開催周期で比較してみます。
大会名 | 主催 | 出場国 | 開催周期 |
---|---|---|---|
世界選手権 | 国際バレーボール連盟 | 男女とも24チーム。 合計48チーム。 |
4年に1度。 オリンピックの中間年に開催。 |
ワールドカップ | 国際バレーボール連盟 | 男女とも12チーム。 合計24チーム。 |
4年に1度。 オリンピックの前年に開催。 |
オリンピック | 国際オリンピック委員会(IOC) | 男女とも12チーム。 合計24チーム。 |
4年に1度開催。 |
ワールドグランドチャンピオンズカップ | 国際バレーボール連盟 |
男女とも6チーム。 合計12チーム。 |
4年に1度。 オリンピックの翌年に開催。 |
バレーボールネーションズリーグ | 国際バレーボール連盟 | 男女とも「コアチーム」(12チーム)と「チャレンジャーチーム」(4チーム)の計16チーム | 毎年開催 |
このうち、バレーボールの世界三大大会と言われているのが、以下3大会です。
世界三大大会
- 世界選手権
- ワールドカップ
- オリンピック
バレーボールネーションズリーグとは?
これで少しは、バレオーボールネーションズリーグと他の国際大会の違いが整理できたのではないでしょうか。
ここからはネーションズリーグについてもう少し詳しく解説していきます。
ネーションズリーグは一番新しい国際大会!
ネーションズリーグは、2018年が第1回大会になります。
これまでに存在していた男子国際大会「FIVBワールドリーグ」と女子国際大会「FIVBワールドグランプリ」という2つの大会が、「バレーボールネーションズリーグ」という名前で統合された形になります。
優勝はどうやって決まるの?
出場するチームは「コアチーム」と呼ばれる12チームと「チャレンジャーチーム」と呼ばれる4チームの合計16チームです。
16チームが予選ラウンドを戦い、上位5チームと開催国(2018年はフランス)が決勝ラウンドに進みます。
予選ラウンドでは、16チームが4チームずつ別れて、5週にかけて15チームと戦います。
チャレンジャーチームとは?
チャレンジャーチームとは、「チャレンジャーリーグ」と呼ばれる新設されるリーグ選で勝ち残ったチームで、昇級・降級が存在します。
つまり、チャレンジャーチームは、チャレンジャーリーグで勝ち進まないと「ネーションズリーグ」には出場できないというルールです。
チャレンジャーチーム (男子) |
チャレンジャーチーム (女子) |
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コアチームとは?
コアチームは、チャレンジャーチームとは違って、昇級・降級が存在しないチームで、無条件でネーションズリーグに出場できます。
コアチーム (男子) |
コアチーム (女子) |
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決勝ラウンドはいつ?
2018年のバレーボールネーションズリーグの決勝ラウンドは、開催国であるフランスで7月4日(水)~7月8日(日)で行われます。
ネーションズリーグをテレビで観るには
ネーションズリーグは、試合によってはBS-TBSで放送されています。
詳しくは、TBSの公式サイトで確認できますよ。
参考サイト TBS「バレーボールネーションズリーグ2018」